2019/06/19 09:32
グアダラハラ中心部から車で30分ほど走った所に、KOKONEの工房兼自宅があり、アレハンドロさんとリリアーナさん、そして愛犬2匹が温かく迎え入れてくれた。ゲームやアニメが好きだったことやメキシコに限らず世の中に大量生産で作られた物が増える中で今一度手作りの素晴らしさを伝えたいという思いから制作に至ったそうだ。メキシコの特産物などをモチーフに、デザインを紙に書き起こすことから始まり、パソコンでカットの範囲など調整後、ベースとなるアクリル板をカットしていく。ベースとなるカラーを全体に施し、そこから細かい色付けが始まる。手作業だからこそ感じられる色の温かみや絶妙な配色がより一層作品を引き立てる。メキシコで有名なカクタスやルチャ・リブレ(メキシコ版プロレス)、骸骨などメキシコの特産品の他にも動物などのデザインも多く、若い子を中心に喜んでもらえるような作品をという思いはkokoneの名前の由来にも隠されている。(kokoneはメキシコの原住民の言葉で「女の子」を意味する。)
